フラワー装飾技能士の良いテキストってないかな？
こういった疑問にこたえます。
フラワー装飾技能士は、お花に関する資格で唯一の国家資格と、その知名度は抜群です。
ただ、ほかのお花の資格と比べると、その難易度も高め。
そんなフラワー装飾技能士資格を勉強するための、おすすめのテキストや教材、問題集をご紹介します。
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目次
フラワー装飾技能士試験のおすすめのテキストや教材
結論からいうと、フラワー装飾技能士を勉強するにあたって、一番のおすすめ教材は「ＮＦＤ版よくわかるフラワー装飾技能検定試験 実例とポイント」です。
この教材は、日本フラワーデザイナー協会、いわゆるNFDが出版しています。
NFDといえば、フラワーデザイナーの民間資格として、もっとも有名な資格を認定している協会です。
そのNFDが出しているとあって、その中身には信頼ができる本です。
そもそも、フラワー装飾技能士は国家試験であるにもかかわらず、数十年間にわたって解説本が出版されてきませんでした。
そのため、学びたい人は、認定スクールに通うしかなかったのです。
そのような状況のなか、NFDがはじめて出版して解説本となっています。
ただ、すでに新規の出版があまりされていないようで、Amazonや楽天などでは、在庫がないことが多いです。
あればラッキーなので、確認してみてください。
なお、2016年のものにはなりますが、過去問も掲載されています。
フラワー装飾技能士試験の過去問や問題集は市販されている？
テキストを教材をご紹介しましたが、過去問などを集めた問題集はあるのでしょうか？
結論からいうと、フラワー装飾技能士の主催団体が、過去問をまとめた問題集を下記サイトで、市販しています。
「フラワー装飾の正しい知識と学科試験問題集」フラワー装飾技能検定中央協議会編
送料を含めて、1冊1,750円と、ほかの資格系の問題集と比べると良心的な価格です。
ただ、Amazonや楽天など、使い慣れたプラットフォームではないので、若干面倒ですね。
それ以外の市販の問題集は無いようです。
フラワー装飾技能士試験は独学で合格できる資格？
そもそも、フラワー装飾技能士は、市販テキストで独学しても受かる資格なのでしょうか？
結論としては可能ではあります。
というのも、受験自体が認定校での単位習得が条件になっている民間資格が多いなか、それは明確には定められていないからです。
ただ、実際には実技試験もあるため、未経験者が完全独学で受かるのは相当難しいでしょう。
とくに1級や2級はほぼ不可能です。
一方で、すでにフラワーショップなどでの実務経験をお持ちの方は、市販テキストでの独学で十分合格できます。
下記では、受験資格について詳しく解説しているので、合わせて確認ください。
フラワー装飾技能士試験を市販テキストで学ぶ3つのメリット
フラワー装飾技能士を独学で勉強するメリットをあらためて整理してみましょう。
具体的には下記の3つです。
- かかる費用が安い
- いつでも好きなときに学べる
- 気軽に始められる
順に解説していきます。
かかる費用が安い
まず、お花の教室に通うよりも、圧倒的に安く学べます。
一般的にお花の資格を学ぶために、教室に通うと、数万円の月謝がかかる場合も。
また、それで1年近く勉強するので、トータルの費用が数十万円なんてこともあります。
一方で、市販のテキストで勉強するなら、数千円で学べます。
花材や道具を揃えても、1万円程度でしょう。
このような安さが一番のメリットです。
いつでも好きなときに学べる
また、自宅でいつでも好きな時に学べるというのも大きなメリットです。
通学して学ぶとなると、どうしても毎週決まった曜日の決まった時間の予定を空けておき、教室に通わなければなりません。
教室が近くにない場合は、電車やバス、車に乗って移動する手間と時間もかかります。
気軽に始められる
また、気軽に始められるのも良い点です。
お花の教室に通うとなると、簡単にはやめられません。
通学を始めてから、「自分には無理だ」と悟っても、先生やほかの生徒との兼ね合いもあり、多少なりとも辞めるハードルはあるでしょう。
一方で、市販のテキストで勉強する分には、辞めるのも中断するのも自由です。
その分、挫折しやすいとも言えますが、柔軟に学習ペースを変えられるのは助かる人も多いはずです。
フラワー装飾技能士試験を市販テキストで学ぶ3つのデメリット
逆に、市販のテキストでフラワー装飾技能士を勉強するデメリットも知っておきましょう。
具体的には下記のとおりです。
- 実務未経験者だと時間がかかる
- 実技を学ぶのには限界がある
- 1級2級の独学は難しい
順にみていきましょう。
実務未経験者だと時間がかかる
まず、実務を一度をやったことがない未経験者の場合、市販のテキストだけで勉強すると、時間がかかります。
ゼロから初めてのことを学ぶ際には、さまざまな疑問が生まれます。
そういった疑問の答えが、テキストに載っているとは限りません。
むしろ、載っていないことの方が多いでしょう。
ネットで調べることもできますが、時間がかかります。
早めに資格を取りたいという人は、教室に通って先生に直接聞いた方が良いでしょう。
実技を学ぶのには限界がある
フラワー装飾技能士の試験は、3級も含めて実技試験が必須です。
しかし、市販のテキストでフラワーアレンジメントなどの実技を学ぶのには限界もあります。
というのも、文字や静止画だけでは伝えられる情報が限られるためです。
そのため、しっかりフラワーアレンジメントをつくったことがないという人は、教室に通うか、フラワーアレンジメントが学べる通信講座などをあわせて使うことをおすすめします。
1級2級の独学は難しい
フラワー装飾技能士試験は、1級から3級まであり、1級になるにつれて難易度があがります。
そのため、3級ならまだしも、1級や2級を独学で取るのはかなり困難です。
3級なら合格率も高く、独学できるひとも多いですが、1級や2級は現役のフラワーショップ店員でも不合格になる人が大勢いるからです。
1級まで見据えて勉強したい人は、独学にこだわらないほうが良さそうですね。
まとめ：フラワー装飾技能士3級なら市販教材でも勉強できる
フラワー装飾技能士試験のために、市販テキストで独学する際のメリットやデメリット、具体的な書籍などを紹介してきました。
完全未経験者であったり、1級や2級受験者だったりした場合は、独学が向いていない面もあります。
そのあたりを加味して、あなたにあったやり方で勉強してみましょう。
なお、復習すると、市販のテキストは下記のみ出版されています。
また、市販のテキストではなく、通信講座を使って独学をするという手もあります。
通信講座なら、テキストとは違って、上達のスピードも速いです。
詳しくは下記記事をご確認ください。
- フラワーデザイン・アレンジメント講座の資料を一括請求できる！
- 全国の通学・通信講座情報を67,000件以上掲載
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フラワー装飾技能士3級を独学で取りたいけど、どうやればいい？