NFD資格(フラワーデザイナー資格)とは?級ごとの難易度や取得費用など

NFD資格

NFDの資格ってお花の資格で有名だけど、実際はどんな資格なの?

NFDの資格って取るとなると、どんな手順でどのくらいお金がかかるの?

NFD資格ってすごいの?難しいの?

こういった疑問にこたえます。

お花の資格というと、国家資格のフラワー装飾技能士をはじめとして多くの資格がありますが、そのなかでも、NFDは有名です。

正式名称は、日本フラワーデザイナー協会が認定している「フラワーデザイナー資格検定」ですが、実際のところどのような資格なのでしょうか?

級ごとの難易度や取得費用、最新の試験日程、習得のメリットなどを紹介します。

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NFD資格(フラワーデザイナー資格)とは?基本情報や正式名称

NFD資格(フラワーデザイナー資格)とは?基本情報や正式名称

まず、NFDとはどのような資格なのか、基本情報を知っておきましょう。

具体的には下記のとおりです。

資格名(正式名称)フラワーデザイナー資格検定試験
ランク3級、2級、1級、その他講師資格
認定団体公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会(NFD)
資格種別民間資格
開始年1967年
習得後の会費の有無あり:年会費15,000円
受験資格3級:不要だが、認定校での事前受講が一般的
その他:認定校での単位認定が必要

数多くあるお花の民間資格のひとつですが、最大の特徴は1967年から始まっている歴史のある資格であること。

お花の民間資格は、開始から10年ほどしか経っていないものが多いなか、50年以上にわたる歴史のある資格は、それだけで信頼が置けます。

それだけ長いと、名前を知っている人も多いため、習得後の名刺の肩書きや履歴書での記載のメリットも大きくなります。

NFD資格(フラワーデザイナー資格)の最新の試験日

ここでは、最新の試験日程をみていきましょう。

なお、NFDの公式サイトの「試験内容・日程」ページで最新情報が確認できます。

なお、試験はオフラインで行われ、全国の各都市で年に1回〜6回ほどあります。

各都市ごとの実施月は下記のとおりです。

  • 札幌:10月
  • 仙台:11月
  • 東京:5月、7月、10月、11月、2月、3月
  • 名古屋:6月、10月
  • 金沢:11月
  • 大阪:11月、3月
  • 岡山:10月(奇数年度のみ)
  • 広島:6月
  • 松山:6月(偶数年度のみ)
  • 福岡:2月

また申し込みは、試験実施の3ヶ月前から開始され、2ヶ月前までで締め切られます。

また、2023年3月現在の直近の試験日は下記のとおりです。

開催場所試験日申し込み期限
東京・2023年3月4日
・2023年5月20日
・2023年1月4日
・2023年3月20日
大阪・2023年3月11日
・2023年11月
・2023年1月11日
・2023年9月
名古屋2023年6月17日2023年4月17日
広島2023年6月3日2023年4月3日
3級の試験日になります

申し込みの期間が短いので、機会を逃さないようにしましょう。

NFD資格(フラワーデザイナー資格)の試験内容や難易度

引用:フラワーデザイナー資格検定試験 | 公益社団法人日本フラワーデザイナー協会

日本フラワーデザイナー協会の会員は上記のように分かれています。

一般会員になるのは年会費を払えば誰でもなれます。

しかし、一般的にNFD資格と呼ばれる、3級会員、2級会員、1級会員は資格試験を受ける必要があるわけです。

また、1級会員のなかには、講師として他人にお花の技術や知識を教えられる「講師資格」があります。

このような構造を頭に入れたうえで、それぞれ難易度などがどのくらい違うのかみていきましょう。

3級の試験内容や難易度

まず、受験資格がなく、誰でも希望すれば受けられるNFDの3級資格の内容と難易度をみていきましょう。

3級ではフラワーデザインの基礎的な技術と知識を問われる試験です。

筆記試験に加えて、実際に花材を使って試験会場でアレンジメントをつくる実技試験もあるため、テキストで独学をしただけでは受かるのはやや難しいです。

独学で勉強して、受験することもできますが、一般的には認定校で講師から直接教えてもらう人が多いでしょう。

ただ、国家資格であるフラワー装飾技能士3級と比べると、難易度は下がります。

合格率も高く、難易度自体は難しいわけではないようです。

2級の試験内容や難易度

2級は、フラワーデザインの基礎的な技術と知識を前提にしたうえで、一歩さらに進んだ応用的な内容が出題されます。

2級も実技と筆記試験がそれぞれあります。

3級と違って、受験の条件として認定校で一定期間の単位の習得が必要です。

そのため、そもそも認定校で講師に単位を認定してもらう人が受けるため、合格率はかなり高いでしょう。

試験自体の難易度が高いというよりも、認定校で単位を習得するのに手間ひまがかかると言えます。

1級の試験内容や難易度

1級は、2級と3級で問われたフラワーデザインの知識や技術をつかって、自分で新しいフラワーアレンジメントを作り出す創造性が問われます。

守破離でいうところの「離」が問われる試験と言えそうです。

創造性というと、正解がある分野ではないため、センスがあるかないかのほうが重要です。

ただ答えを覚えるという勉強をしていた人にとっては難しいかもしれません。

一方で、新しいフラワーデザインを考えたい、自分だけのアレンジメントを作りたいという人には逆に難易度が下がりそうです。

実際、フラワーデザイナーとして働くことになれば、クライアントの要望を踏まえつつ、独自のアレンジメントを作る必要があるため、より実践的な級だと言えるでしょう。

1級合格後に取れる講師資格

最後に、1級合格後に習得できる「講師資格」があります。

これは、自分の教室を開いたり、スクールの講師になったりして、他人にこれまで学んだフラワーデザインの技術と知識を教えられるようになる資格です。

講師資格を取ることで、NFDの認定講師としての肩書きが手にできるので、将来的にお花の先生になりたい方は、取って損はありません。

これまでの1級までの試験とは性質が大きく異なり、あくまで教える側としての知見が問われます。

ひとりで教えるとなると、深く理解する必要があり、別次元の難易度があると言えます。

NFD資格(フラワーデザイナー資格)の取得方法

NFD資格(フラワーデザイナー資格)の取得方法

これまで説明してきたように、NFD資格を習得するには、基本的にNFDの認定校で認定講師からフラワーデザインを習う必要があります。

3級を除いて、決められた単位を習得すれば、NFD資格に受験できる仕組みとなっています。

NFDの認定講座を確認すると、それぞれの級について、だいたい60時間から80時間ほどの講座を受ける必要があるようです。

ただ、講座を受ければ自動的に単位が取れるわけではありません。

講座を受けて、技術をしっかりと習得したことを講師に認定してもらう必要があるため、技術が伴っていないならば、補講の授業を受ける必要が出てきます。

そのため、当初の予定よりも多くの時間を必要が出てくるかもしれません。

NFD資格(フラワーデザイナー資格)の取得費用

NFD資格(フラワーデザイナー資格)の取得費用

NFD資格を取るには、どのくらいお金がかかるのでしょうか。

なんだかんだ言って、お花の資格はお金がかかります。

いくらくらいかかるのか知っておきましょう。

具体的には下記のとおりです。

費用項目金額
認定校に通う授業料・月3,000円〜30,000円前後
・一括で10万円〜
受験料18,700円
※3級の場合
合格後のNFDへの入会金11,000円
合格後のNFDへの年会費15,000円
昇級料3級→2級:11,000円
2級→1級:16,500円
税込価格

NFD3級を取得するとすると、だいたい15万円ほどはみておいた方が良いです。

なお、一番金額が大きいのは認定校に通う授業料です。

授業料は、講師や認定校によって大きく変わります。

もちろん、有名な講師や認定校で教えてもらうなら高くなります。

一方で、講師や認定校にそこまでこだわりがないのなら、ヒューマンアカデミーのフラワー講座が安いです。

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NFD資格(フラワーデザイナー資格)を取る3つのメリット

NFD資格(フラワーデザイナー資格)を取る3つのメリット

そもそもNFD資格を取るメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

フラワーデザイナー資格を習得することには、以下のようなメリットがあります。

  • プロの技術を習得できる
  • 職種・業界の選択肢が広がる
  • 創造性を伸ばすことができる

順にみていきましょう。

プロの技術を習得できる

フラワーデザイナー資格を取得することで、花の選び方やアレンジの方法など、プロの技術を習得することができます。

自己流で独学したり、趣味の範囲で教室に通っても、フラワーアレンジメントのプロレベルの技術は身につきません。

より高度なフラワーデザインを行いたい人には大きなメリットです。

職種・業界の選択肢が広がる

フラワーデザイナー資格を取得することで、フラワーショップやイベント会場の装飾など、花を使用したデザインに関わる様々な職種や業界の選択肢が広がります。

また、将来的にお花の先生になり、自分の教室を開きたいという人にとっては、NFDの肩書きは魅力的です。

教室運営で一番重要なのは生徒さんを集めること。

その際に、資格を持っていない講師のもとには生徒さんは集まりづらいです。

このようにNFDの資格があることで将来のキャリアが広がります。

創造性を伸ばすことができる

フラワーデザイナー資格を取得することで、自分のアイデアを形にする力や、創造性を伸ばすことができます。

また、お客様の要望に応えながら、オリジナルのデザインを考案する楽しさを味わえます。

自分だけのオリジナルのフラワーアレンジメントを自宅に飾ったり、大事なひとに贈ったりできるのは嬉しいですね。

以上のようなメリットがありますが、フラワーデザイナー資格を取得するには、認定校での学習や実技経験が必要です。

お花の種類や季節、花材の扱い方など、多くの知識や技術が求められるため、熱意と努力が必要となります。

NFD資格(フラワーデザイナー資格)に関するよくある疑問

NFD資格(フラワーデザイナー資格)に関するよくある疑問
NFD資格(フラワーデザイナー資格)は履歴書に書ける?

履歴書に書くことはもちろん可能です。

ただ、お花と関係が薄い業界や職種に応募する際には、書かない方が良いこともあります。

履歴書に書いて有利になるケースと不利になるケース、具体的な書き方などは下記記事で紹介しています。

フラワーデザイナー資格(NFD)は履歴書に書ける?書き方は?

NFD資格(フラワーデザイナー資格)は独学で取れる?

独学だけで勉強して資格を習得するのは、あまり現実的ではありません。

まず2級以上の場合は、受験条件に認定校での単位習得があるので、不可能です。

また、3級の場合は、受験条件はありませんが、実技試験もあり、未経験者が自分だけで習得するのは難易度が高いです。

詳しくは下記記事でも解説しています。

フラワーデザイナー(NFD)資格は独学できる?勉強方法をご紹介

まとめ:NFD資格(フラワーデザイナー資格)は歴史のある有名資格!

NFD資格(フラワーデザイナー資格)の難易度や試験情報、習得費用やメリットなどを紹介してきました。

50年以上の歴史を誇るだけあって、取って損はない有名なお花の資格です。

ただ、取るまでに費用や時間がかかる資格なので、取得する前にはしっかりと習得の目的などを考えることも重要です。

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