主に室内で育てる「観葉植物」。
コロナ禍の影響もあって、観葉植物への興味や関心が高まった人が増えたように思います。
今回は、そんな観葉植物に関するおすすめの資格についてまとめました。
趣味の範囲から職場で役立つ資格までご紹介します。
目次
観葉植物の資格を活かせる場所や活用方法

取得した資格を活かせる場所ですが、趣味の観葉植物についての知識が身につくのはもちろんですが、植物に関する職業に役立ちます。
- ホームセンターの園芸コーナーの販売員として働く
- 植物の生育に関するアドバイザーとして働く
- グリーンコーディネーターとして働く
- 個人で生育した植物を販売する
順を追って簡単に紹介します。
ホームセンターの園芸コーナーの販売員として働く
園芸コーナーのあるホームセンターは、観葉植物の資格を活かせる職場です。
植物に対する知識があれば、よりお客様の要望や質問に応えられる良い販売員になれるでしょう。
またホームセンターの販売員であれば、新たに入荷される植物や園芸用品の情報がいち早く入手できるメリットがあります。
植物生育のアドバイザーや講師として働く
趣味で植物を育てている人の中には、アドバイザーに相談をしたり、講習会などに参加した経験がある人もいるのではないでしょうか?
植物に関する資格を取得していれば、アドバイザーや講師として、より信頼を得られます。
また生育のアドバイスはもちろん、植物の魅力も伝えることも必要です。
グリーンコーディネーターとして働く
フラワーアレンジメントのように、観賞植物を主に使用したアレンジも需要があります。
ホテルやイベント会場などの空間を、グリーンを用いて演出するグリーンコーディネーターとして働く場合、植物に対する知識やスキルが必要です。
植物に関する資格を取得すれば、実力を有している証明になります。
個人で生育した植物を販売する
近年、多肉植物のような植物をホームセンターで購入し、増やし育てたものをフリマサイトなどで販売する副業がブームになりました。
植物の販売に特別な資格は不要ですが、資格取得者の生育した植物であれば、より購入意欲を誘うでしょう。
ただ「種苗法」に登録されている植物を、無許可での増殖や販売は禁止されています。
これから植物を育てようとしている場合、禁止されている種類をよく確認してから生育を行いましょう。
参考:種苗法
観葉植物に関する資格

観葉植物に関するおすすめの資格は、以下の通りです。
- グリーンマスター
- グリーンアドバイザー
- ガーデニングアドバイザー(JLESA)
- 園芸装飾技能士
一部は観葉植物だけではなく、園芸全般に触れている資格があります。
順に説明します。
グリーンマスター
グリーンマスターとは、一般社団法人日本インドア・グリーン協会が認定する資格です。
室内における、グリーンの配置や効果についての知識を有していることの証明になります。
グリーンマスターの認定試験ですが、受験要件がありません。
ですので園芸関連の実務経験がない人でも、グリーンマスターの資格取得に挑戦が可能です。
また、資格試験の得点に応じてグリーンマスターの級が認定される特徴があります。
1級 | 90点以上 |
準1級 | 80点以上90点未満 |
2級 | 70点以上80点未満 |
3級 | 60点以上70点未満 |
4級 | 50点以上60点未満 |
5級 | 40点以上50点未満 |
グリーンアドバイザー
グリーンアドバイザーとは、公益社団法人日本家庭園芸普及協会が認定する資格です。
観葉植物をはじめとする、園芸やガーデニングについての正しい知識や、植物の魅力を伝えられる人に与えられます。
グリーンアドバイザーの特徴として、協会に活動を報告することで「園芸ソムリエ」などのより上位の称号が取得可能です。
グリーンアドバイザーの資格取得者の中には、ホームセンターや園芸相談員、セミナーの講師のように幅広い分野で活躍しています。
ガーデニングアドバイザー(JLESA)
ガーデニングアドバイザーとは、日本生活環境支援協会(JLESA)が認定している資格です。
基本的なガーデニングの知識や技術、技能を有していることを証明できます。
JLESAが公認するカリキュラムの通信講座を受講すると、比較的簡単にガーデニングアドバイザー(JLESA)の資格取得が可能です。
参考:日本生活環境支援協会
園芸装飾技能士
園芸装飾技能士は厚生労働省が公認する国家資格で、管轄である各都道府県の職業能力開発協会が技能検定を実施しています。
観葉植物の知識は勿論、インドアガーデンの装飾や制作、管理のスキルについても問われます。
技能検定は1級から3級まであり、級によって実務経験が必要な場合がある点に注意です。
級 | 3級 | 2級 | 1級 |
受験資格 | 特になし | ・3級合格者 ・2年の実務経験 | ・実務経験7年以上 ・2級合格後、実務経験2年以上 ・3級合格後、実務経験4年以上 |
観葉植物の資格の取得方法

観葉植物に関する資格の取得方法ですが、認定する協会によって様々です。
場合によって、更新費が必要な資格も存在します。
グリーンマスター
グリーンマスターですが、認定試験に合格する必要があります。
グリーンマスター認定試験の勉強方法ですが、NIGA(日本インドア・グリーン協会)が問題集や関連書籍を販売しています。
このほかに、グリーンマスター認定試験の当日に、試験会場にて参加自由の無料講習会を開催しているので、積極的に参加しましょう。
またグリーンマスターの資格取得後、認定証交付日から3年で更新が必要になります。
認定試験 受験料 | 10,000円 学生は8,000円 |
資格更新年 および更新手数料 | 認定証交付日から3年 5,000円 |
グリーンアドバイザー
グリーンアドバイザーの資格取得方法ですが、日本家庭園芸普及協会の認定する講習および試験を受けることになります。
認定講習ですが、講習動画と配布されるテキストが教材になりますので、自宅での受講が可能です。
その後、試験会場にあるコンピュータを用いたCBT方式の試験に合格後、協会に入会することで資格を得られます。
また、グリーンアドバイザーの資格は5年ごとの更新が必要ですので注意しましょう。
受講料 および試験料 | 40,700円 学生は20,350円 |
再受講 および再試験料 | 29,700円 |
資格登録料 および更新手数料 | 10,450円(5年分) |
ガーデニングアドバイザー(JLESA)
ガーデニングアドバイザー(JLESA)の資格は、在宅での筆記試験に合格する必要があります。
ですが、認定の通信講座である座諒設計アーキテクトラーニングの「ガーデニングアドバイザーW資格取得講座」のスペシャル講座を受講することで、試験の免除が可能です。
また、ガーデニングアドバイザーに加えて、園芸インストラクターの資格も同時に取得できます。
講座名 | 基本講座 | スペシャル講座 |
---|---|---|
受講料 | 59,800円 | 79,800円 |
添削回数 | 5回 | 5回 |
試験の有無 および費用 | あり 資格につき10,000円 | なし (卒業課題の提出あり) |
園芸装飾技能士
技能検定は、実技試験と筆記試験の2種類があります。
実技は60点以上、筆記は65点以上で資格認定され、片方のみ合格した場合は次回の試験で免除が可能です。
園芸装飾技能士の試験勉強ですが、過去問や通信講座を利用する方法があります。
まとめ

観葉植物に関する資格にはグリーンが主な資格から園芸全般に関する資格までさまざまです。
どの資格も、ホームセンターや園芸のイベントのような場所で活かせます。
受験資格を問わないものもありますので、興味がある観葉植物の資格がありましたら、ぜひ取得に挑戦してみてください。
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