フラワー装飾技能士3級とはどんな資格?合格率は?2級、1級との違い

技能士3級合格率

お花に関する資格の中で、フラワー装飾技能士は唯一、厚生労働省が公認した資格です。

国家資格であれば、検定に挑んでみようと思う方もいるでしょう。

では、フラワー装飾技能士検定の3級はどのような試験なのでしょうか?

他の級と比較しながら内容を説明します。

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フラワー装飾技能士って?

フラワー装飾技能士って?

改めて、フラワー装飾技能士とはどのような資格なのでしょうか?

フラワー装飾技能士とは、花の知識や管理、フラワーアレンジメントの制作スキルを持っていることを証明する資格です。

合格できれば、国からお花のプロフェッショナルとして認められることになります。

どのように活躍できる?

資格修得者の活躍の場として、フラワーショップやホームセンターの園芸コーナーでの販売活動などがあげられます。

  • ブライダルブーケやブートニアや会場内の装花
  • 葬儀の花祭壇や式場の装花
  • ホテルや百貨店のディスプレイの作成
  • フラワーアレンジメント教室の先生

といったものもあり、専門家として花のデザインに携わることができます。

一番関連があるのは、フラワーアレンジメントを教える立場になった場合です。

資格取得者であれば、より説得力があり信頼してもらえるでしょう。

フラワー装飾技能士の級ごとの比較

フラワー装飾技能士の級ごとの比較

フラワー装飾技能士検定には3つの級がありますが、それぞれどのように違うのでしょうか?

  • 受験条件
  • 試験内容
  • 合格率や難易度

これらを項目別に見てみましょう。

フラワー装飾技能士の受験資格や受験条件

検定に挑む条件として、実務経験の年数が大きく関与します。

3級

3級は特別な制限はなく、実務経験がない場合でも受けられます。

ただ、条件がないわけではないです。

詳しくは下記記事をご覧ください。

フラワー装飾技能士受検資格

2級

2級の受験条件は以下の通りです。

  • 3級合格者の場合、実務経験の有無を問わない
  • 無資格の場合、2年以上の実務経験が必要

1級

1級の受験条件は以下の通りです。

  • 3級合格者の場合、合格から4年以上の実務経験が必要
  • 2級合格者の場合、合格から2年以上の実務経験が必要
  • 無資格の場合、7年以上の実務経験が必要

3級や2級の検定は、実際に花屋で働いた経験がなくても挑むことができます。

フラワー装飾技能士の試験内容

フラワー装飾技能士検定は筆記試験と実務経験があります。

まず筆記試験では、どの級も共通して〇×式と多肢選択式の出題形式をとっています。

出題項目として、お花を取り扱う上で必要な知識が問われます。

  • フラワー装飾一般(歴史や用語、デザインについてなど)
  • フラワー装飾作業法(アレンジメントの制作方法やディスプレイ方法など)
  • 植物一般(植物の生態や分類、管理方法など)
  • 安全衛生(作業における安全衛生について)

中央職業能力開発協会の『技能検定試験問題公開サイト』にて過去に出題された内容を公開しているので、個人で閲覧することが可能です。

参考:技能検定試験問題公開サイト

続いて実技試験では、それぞれの級によって内容が異なります。

3級

3級の実技試験の内容は以下の通りです。

  • 花束及びリボンの製作
  • バスケットアレンジメントの製作
  • ブートニアの製作

2級

2級の実技試験ですが、一部の制作内容を選択することになります。

  • 花束の制作作業
  • アレンジメントの製作
  • ブライダルブーケの製作またはスタンド花の製作

1級

1級の実技試験の内容は以下の通りです。

  • 立食用卓上装飾花の製作
  • フラワーアレンジメントの製作
  • ブーケ及びコサージュの製作

フラワー装飾技能士の合格率や難易度

まず合格の基準ですが、厚生労働省によって定められています。

具体的には下記のとおりです。

100点を満点として、原則として実技試験は60点以上、学科試験は65点以上

技能検定制度について|厚生労働省

このように、それぞれに合否判定ラインがあるので、「筆記試験は合格できたけれど、実技試験が不合格になってしまった」など、片方だけ合格するケースもあります。

ただ、こういった場合は、合格した方は次回の試験を免除することが可能です。

合格率や難易度

次に級ごとのフラワー装飾技能士検定の合格率になりますが、正確な値は公開されていません。

各都道府県で合格者のみ発表されており、受験者数が公開されていないからです。

目安として、3級は合格率が80%、2級で70%、1級は50%から30%と言われることが多いようです。

1級はやや難しいですが、全体的にしっかりと勉強をすれば、合格しやすい難易度ではあります。

参考程度になりますが、2019年の東京都のフラワー装飾技能士検定1級の合格者は14%くらいのようです。

参考:ベル・フルールフラワーデザインスクール

また、2022年の埼玉県のフラワー装飾技能士1級合格者は0人だったそうです。

参考:令和4年度前期技能検定合格発表(1級) – 埼玉県

まとめ

資格は一度習得すれば一生ものです。

お花に携わる仕事において、資格の習得は必要ではありませんが、自分の知識やスキルを証明することが可能です。

フラワー装飾技能士検定の3級および2級は、順当に合格すれば、実務経験がなくても受験は可能です。

また直接1級を受験するよりも、3級から習得した方が条件的にも最短ルートになります。

まずは3級から挑んでみてはいかがでしょうか?

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