フラワーアレンジメントの形にはどんなものがある?スタイルや基本型の種類をご紹介

フラワーアレンジメントには、どんな形があるのかな?

フラワーアレンジメントは難しそうなスタイルが多いけれど、自分でも作れるのかな?

フラワーアレンジメントを始めたいと思ったときに、上記のような疑問が出てくるのではないでしょうか。

フラワーアレンジメントは、自由にアレンジするイメージが強いかもしれません。

でも、実はフラワーアレンジメントには基本となる形やスタイルがたくさんあります。

フラワーアレンジメントの基本の形を知っておけば、応用してセンスを磨くことが可能です。

パーティーやプレゼント用、自宅用など、飾っておきたい場所によってもオススメの形やスタイルがあります。

それぞれのフラワーアレンジメントの形の特徴を詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!

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フラワーアレンジメントの基本形とは?

フラワーアレンジメントの基本形とは?

フラワーアレンジメントは、様々な種類の花材を使って自由に作る楽しみがあります。

でも、実はフラワーアレンジメントには覚えておきたい基本の形があります。

基本の形を知っておけば、応用してアレンジしながらさらに楽しむことが可能ですよ。

フラワーアレンジメントの基本として、まずは覚えておきたい形の名前は以下の通りです。

  • ラウンド型
  • ファン型
  • ドーム型
  • ワンサイド型
  • フェイシング型

特に、大まかに覚えておきたいのがラウンド型とワンサイド型の見え方の違いです。

フラワーアレンジメントには、360度展開のラウンド型と180度展開のワンサイド型があります。

ラウンド型は、どの角度から見ても美しく見えるスタイルで、テーブルの中央に置くのに適しています。

ワンサイド型は、片側つまり正面からの美しい見え方を意識したスタイルで、壁側に置くのがオススメ。

このように、飾りたい場所やシチュエーションを意識することで、フラワーアレンジメントの形を選ぶことが可能になるのです。

ラウンド型とファン型

ラウンド型とファン型

フラワーアレンジメントの基本となる形の中でも、ラウンド型とファン型は、特に覚えておきたい基本の形です。

ラウンド型とは、半球体のように仕上がり、360度どの角度から見てもお花とグリーンが美しく見えるスタイルです。

テーブルの中央に置いたり、パーティー会場で華やかな雰囲気になります。

一方、ファン型とは、ラウンド型を半分にしたような形で、一定の方向からみるのをメインとしています。

狭い場所や壁を背にした場所に飾りたい場合に最適です。

ファン型は、名前の通り扇子を広げたようにアレンジできるため、豪華に仕上げることが可能です。

ここで、ラウンド型とファン型の特徴について、下記のようにさらに詳しく解説していきます。

  • ラウンド型・ドーム型とは?
  • ファン型・ワンサイド型・フェイシング型とは?
  • それぞれの作り方のコツ

ラウンド型・ドーム型とは?

ラウンド型・ドーム型の特徴を、写真と共に解説していきます。

ラウンド型は、立体的に丸く挿していくフラワーアレンジメントです。

プレゼント用のフラワーアレンジメントにも用いられるスタイルなので、見たことがある方も多いはず。

フラワーアレンジメントの中でも基本となる形なので、まずは覚えておきたい形ですよ。

ラウンド型・ドーム型は、ウェディングブーケとしても定番の形です。

上記の写真のように、いわゆるまん丸の形をしたドーム型のブーケは、可愛らしい雰囲気が魅力的ですよね。

1種類のお花でまとめたり、1色で統一させるとさらに愛らしさが増します。

ウェディングブーケの手作りを考えている場合も、覚えておきたい基本の形です。

ファン型・ワンサイド型・フェイシング型とは?

フラワーアレンジメントでは、以下の形も基本型です。

  • ファン型
  • ワンサイド型
  • フェイシング型

1つずつ解説していきますので、参考にしてみて下さいね!

ファン型

ファン型とは、名前の通り扇子を広げたようなデザインです。

使用するお花のボリュームによって、角度を調整しながら楽しめます。

角度によっては、孔雀が羽を広げているような華やかなイメージにもなります。

かなり豪華なフラワーアレンジメントになるため、パーティー会場や結婚式にオススメです。

使用するお花のボリュームが必要なデザインなので、お花の準備には余裕を持つことがポイントですよ。

ワンサイド型

ワンサイド型とは、単純に直訳すると片側という意味ですよね。

名前の通り、片側つまり正面からお花を見て楽しむスタイルのことです。

見た目が大きく華やかで豪華なアレンジが多いため、開業や開店祝いなどでよく使われるアレンジメントです。

新規オープンしたお店に行くと、入り口に豪華なフラワーアレンジメントが飾られているのを見たことがある方も多いはず。

高さを出して、お店または会社の玄関やカウンターに飾ると華やかになります。

フェイシング型

フェイシング型は正面が決まっている型で、見え方はファン型やワンサイド型と似ています。

パーティー会場の受付など、背面が壁になっている場所に置くのに適しています。

背面にお花やグリーンを入れないため、自宅の玄関や窓辺、リビングの棚などに置くこともオススメです。

それぞれの作り方のコツ

ラウンド型とファン型それぞれの作り方の手順としては、以下のように大きく変わりはありません。

  1. 吸水スポンジ(オアシス)を花器にセットする
  2. グリーンで輪郭を作る
  3. メインの花を挿す
  4. 締めの花、サブの花を挿す
  5. グリーンで吸水スポンジ(オアシス)を隠す

一方で、それぞれの作り方にはコツがあるので、簡単に解説していきます。

ラウンド型の場合は、主役にしたいお花を中心とし、高さや角度を調整しながら作って行けるので初心者でも作りやすいアレンジのスタイルです。

ラウンド型のようにまん丸に仕上げたい場合は、花器を回しながら挿していくこともポイントです。

ファン型を作る際のポイントは、後ろに倒してお花やグリーンを挿すのがオススメ。

フラワーアレンジメントの芯を少し後ろに倒すことをテイクバックと言います。

お花が前だけに集中することがないので、後ろからも前に集中できます。

アレンジが全体的に奥行きが生まれ、豪華な仕上がりになりますよ。

それぞれの作り方のコツを覚えておくことで、フラワーアレンジメントの幅が広がっていくはずです。

まずは基本の形の作り方のコツを掴んで、色々な形にチャレンジしてみて下さいね!

ジオメトリックフォーム型とフリーフォームデザイン型

ジオメトリックフォーム型とフリーフォームデザイン型

フラワーアレンジメントの基本の形について解説してきました。

続いては、フラワーアレンジメントのフォームの型についてご紹介します。

大まかには、以下の2つに分けられます。

  • ジオメトリックフォーム型
  • フリーフォームデザイン型

ここで、それぞれのデザインの特徴について詳しく解説していきます。

ジオメトリックフォーム型とは?

ジオメトリックフォーム型のジオメトリックとは、円、正方形、四角形など様々な形を規則的に描いて作られる幾何学模様のことです。

直線や曲線など単純な図形を基本にした構成ですが、パターンは無限に繰り返されます。

ジオメトリックフォーム型は、先にご紹介したラウンド型も定番ですが、他にも様々な形があるのでご紹介します。

今回ご紹介するのは、以下の5つです。

  • ホリゾンタルスタイル
  • ダイアゴナルスタイル
  • ヴァーティカルスタイル
  • トライアンギュラースタイル
  • クレッセントスタイル

ホリゾンタルスタイル

ホリゾンタルスタイルは、横のという意味で、横長の低い水平なアレンジメントです。

結婚式の高砂席などでよく飾られるスタイルです。

横幅や高さを変えることで、パーティーやイベント会場の司会台にもオススメ。

また、自宅の玄関に飾ったり、ホームパーティーをするときに飾れば、一気に華やかな演出ができるでしょう。

ダイアゴナルスタイル

ダイアゴナルアレンジは、対角線や菱形、斜めという意味を持ちます。

大まかには、斜めひし型にアレンジする形です。

対角線を意識しながら、先端のシャープさを出す工夫をします。

ヴァーティカルスタイル

ヴァーティカルスタイルは、垂直型に構成するワンサイド型のスタイルです。

縦のラインを強調して、スマートな雰囲気になるのが特徴的です。

ワンサイドかつ高さのあるデザインのため、自宅の玄関に飾るのもオススメですよ。

トライアンギュラースタイル

トライアンギュラースタイルは、三角形をイメージしたスタイルです。

三角形や二等辺三角形など、3点を正しく取ることをイメージしながら作ることがポイント。

安定感を持ちながら、華やかさや豪華さも演出できます。

クリスマスツリーのような形なので、クリスマスの時期に楽しむのも素敵です。

クレッセントスタイル

クレッセントは、名前の通り三日月の形をイメージしたスタイルです。

幻想的な雰囲気を出せるので、挑戦してみたいですよね。

上記の写真のように、一般的な三日月の向きもあれば、下向きにしてみたりと自由にアレンジが可能です。

フリーフォームデザイン型とは?

ここまで、フラワーアレンジメントの基本型をご紹介してきました。

実は、フラワーアレンジメントには、フリーフォームデザインという自由にお花を挿すアレンジ方法もあります。

独創性や創造性が必要でセンスが問われるため、難易度は高めのスタイルと言えます。

上記の写真のように、かぼちゃを使ったり茎をリボンで結んだりと、自由な発想ができます。

フリーフォームデザイン型は、ハロウィンやクリスマスなどでも活躍するので、イベントごとにフラワーアレンジメントを作ってみたい方にもオススメ。

型にとらわれず自由にフラワーアレンジメントをしたいという方にピッタリのスタイルです。

その他のフラワーアレンジメントの型

その他のフラワーアレンジメントの型

ここまで、フラワーアレンジメントの基本形から定番のスタイルまでご紹介してきました。

続いては、基本形ではないものの、覚えておいて損はないオシャレな形をご紹介していきますよ。

今回ご紹介するのは、以下の4つです。

  • Lシェイプ型
  • バーティカル型
  • ラジエーション
  • ホガース型

1つずつ解説していきますので、参考にしてみて下さいね!

Lシェイプ型

Lシェイプ型とは、名前の通りアルファベットのL字型の形をしているデザインです。

元々は、教会の祭壇のサイドに飾られるように作られたことが始まりです。

上記の写真のように、自宅の玄関に飾るだけでもオススメ。

季節の行事の際に、Lシェイプ型のフラワーアレンジメントを飾ったら、華やかになりそうです。

また、上記の写真のようにアレンジや置き方を逆にすると逆Lシェイプ型と呼ばれます。

置きたい場所によって向きを変えられるのもLシェイプ型の魅力です。

バーティカル型

バーティカルスタイルとは、まっすぐ上に伸びるデザインです。

垂直に縦のラインを意識することがポイントです。

横幅は狭く高さのあるスタイルなので、自宅の玄関や狭い部屋にもスッキリ飾れるのが魅力的ですよ。

ラジエーション型

ラジエーション型とは、放射線状を意味するアレンジメントです。

360度どの方向から見ても美しく見える構図なので、雰囲気はラウンド型やドーム型と似ています。

ラウンド型やドーム型は、お花やグリーンを敷き詰めてまん丸と可愛く仕上げているイメージが強いですよね。

一方で、ラジエーション型は、茎の長さや直線を生かして放射線状にアレンジします。

密着させるのではなく空間を上手く使うセンスが問われるので、基本型の中でも、難度の高いデザインです。

ホガース型

ホガース型とは、S字アレンジやS字シェイプと呼ばれることもあります。

イギリスの画家であるホガース氏から名前をとったことから始まりました。

ホガース型は、先にご紹介したLシェイプ型と似たスタイルですよね。

ただ、Lシェイプ型よりも曲線が強調されるため、柔らかい雰囲気に仕上がるのも特徴的です。

難易度の高いスタイルですが、ぜひ挑戦してみたいスタイルのひとつです。

フラワーアレンジメントの基本の形を知って、スタイルの幅を広げよう!

フラワーアレンジメントの基本の形を知って、スタイルの幅を広げよう!

今回は、フラワーアレンジメントの基本の形やスタイルをご紹介しました。

フラワーアレンジメントには想像以上に形の種類がありますよね。

それぞれの形やスタイルを参考となる写真と共に解説したので、イメージがつきやすかったのではないでしょうか。

フラワーアレンジメントの形やスタイルの種類を知っておけば、自分が作ってみたい雰囲気をイメージしやすいですよね。

これからフラワーアレンジメントを作ってみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね!

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